税理士変更を機に、金融機関7行から高評価を獲得!
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公開日:2024.03.04更新日:2024.03.04
企業情報
・従業員数:100名以上
・年商:80億円
・事業内容:製造業
・エリア:関東
税理士変更のきっかけ
弊社は、順調に売上が伸びていることから、5年前に大手の総合会計事務所に依頼しました。
しかし、経験の浅い担当者に変わってからは、私が気づくような会計上の入力ミスが多々発生し、そのような中で迎えた決算では在庫が5,000万円ほど正しく計上されていないことが発覚しました。
正しい試算表が作れるきちんとした税理士に依頼したいと思い、税理士変更を決意しました。
<Before>
以前の税理士事務所は大手でしたが、担当者の方は無資格で経験が浅い方でした。
入力ミスが多発したため、社長である私が都度チェックしないと不安な状況でした。
そのような中、迎えた決算では、在庫が5,000万円ほど正しく計上されていませんでした。
その結果、税務調査時に指摘があり、追徴課税が発生してしまいました。
弊社が税理士に提出していた資料に誤りはなかったため、税理士のミスであることが判明しましたが、追徴課税分はこちらが払うことになり、税理士変更を決意しました。
・税理士資格者によるミスのない会計監査
・事業承継対策をしてくれる(息子へ株を継承予定)
・幹部育成が急務のため、幹部向けの財務勉強会を開催してくれる
・過去の誤りを適切に修正してくれる
・使用している会計ソフトを活用してくれる
こうした条件にあう事務所を希望しました。
<After>
新しい税理士は、税理士資格者2名体制でサポートしてくれる東京都内の税理士事務所にお願いしました。
毎月2~3時間、経理担当と密にコミュニケーションを取りながら進めてくださっています。
以前の税理士は説明が特にありませんでしたが、新しい税理士は経理担当にも非常にわかりやすく説明していただけるので、非常にいいなと感じています。
①過去1年半分の数字の整理・修正
新しい税理士は、過去1年半分を遡って数字を見直し、会計処理に不具合があった箇所を整理してくださいました。
建設仮勘定残高を旅費交通費で申請していたことや賞与引当金を二重に計上していたことなどが発覚し、正しい勘定科目で計上することができました。
給与データについても、
我々は製造会社なので、製造原価にのる経費や一般管理費に乗る経費を理解していなかったら適切に計上できないことがあります。我々の業務を聞き取って、この会社のこの運賃はどちらに計上すべきかを、理解いただいたので非常に良かったなと感じています。
②コストの見える化
勘定科目の見直しをしてもらい、部門別損益を算出する基礎を整えることができました。
製造にかかっているコストや販売管理にかかっているコストが勘定科目別に見えるようになりました。
部門別の数字を見られるようになったので、これからはどれだけ費用がかかっているのか、勉強会をしながら幹部がしっかり数字を理解していけるようになるのかなと感じています。
③金融機関7行から良い評価を得られるように!
過去の数字を修正できたことにより、金融機関に対してスムーズに説明できるようになりました。
精緻な試算表を金融機関に出せるようになり、銀行からの信頼が高まりました。
その結果、取引先の7行いずれからも良い評価を得られました。
④持株会社に対する事業承継対策(株の贈与やその他相続対策)
無駄な税金を払わなくても良いように、しっかりサポートいただいています。
税理士変更に迷っている方へのメッセージ
前任の税理士事務所は大手ではありましたが、会計処理が雑だったので、今回ご紹介いただいて、しっかりフォローいただけて良かったなと感じています。
大手であっても無資格の方が事務的にやることがあるというのがわかりました。
もし今の税理士さんに不満があるなら、一度相談してみたらいいと思います。
税理士変更は、銀行取引においてネガティブなのかなと思っていましたが、「こういう理由で税理士変更をする」ときちんと伝えると、逆にプラスに働くことが多く、取引行7行全行から高評価でした。