代表の働き方が激変!月12時間の余裕を持てるように!

- 士業 /* php if(next($term)!==FALSE){ echo ", ";} */ ?>
-
公開日:2025.06.18更新日:2025.06.18
企業情報
会社名:社会保険労務士法人 鈴木労務研究会
従業員数:役員1名、スタッフ11名(有資格者3名)
事業内容:社会保険労務士業務(主に提出代行、給与計算)、行政書士事務所を併設
エリア:千葉県野田市
税理士変更のきっかけ
弊社は、1969年に父が千葉県野田市にて創業いたしました。その後、2009年に私が二代目所長として事業を継承し、現在に至っております。
以前の税理士は、悩み事を何でも聞いてくれ、心に寄り添ったアドバイスをしていただける大変素敵な税理士さんでしたが、本業の増加による会計業務への負担に対しては的確なサポートをいただけませんでした。
記帳代行の相談をしたものの、記帳代行を受けていただける資料準備の時間すら確保できず、実現できませんでした。毎月土日を潰したり、睡眠時間を削って弥生会計に入力する状況が3~4年続きました。季節によっては、会計業務によって本業が圧迫されることもありました。
こうした状況から、自身の時間を確保し、会社の未来を見据えた経営ができるようにするため、税理士変更に踏み切りました。
税理士変更によるBefore/After
Before
■会計業務:会計入力に15~20時間/月、決算時は+αの時間をかけて、代表が実施

以前は、オンプレミス型と言われる、ソフトをインストールしたパソコンでしか見れない会計ソフトを使用しており、記帳業務は私が実施していました。
一度、当時の税理士とクラウド会計ソフトもトライしてみましたが、お互いにお互いを思うあまり、無駄な業務が発生してしまっておりました。クレジットカードの集計や各銀行の残高の確認や仕訳は全部私がやっている状態でした。そのため、毎月15時間以上の工数がかかっており、大きな負担となっていました。
当時の税理士から、記帳代行は月額9万円で提示されましたが、銀行やクレジットカード、販売管理ソフトからのデータ取り込みは自分でやる必要があり、メリットを感じられませんでした。
■試算表:毎月の提出はなく、決算時のみ(年1回)
上記のような状態だったため、毎月の入力が間に合わず、試算表が中々出せない状況でした。月々の経営状況をタイムリーに把握することが困難でした。
■請求業務:過去の取引を振り返る余裕がなく、未請求も発生
様々な業務があり、請求パターンも複雑でした。管理台帳から1つ1つ手作業で拾い、請求書に入力していたため、電話がかかってこない夜に作業していました。
過去の取引を振り返る余裕がなく、2~3か月に1~2回徹夜して請求を見返す形になっていたので、未請求の物も発生しておりました。
After
■会計業務:クラウド会計を導入し、記帳業務をアウトソーシングできるように!
月12時間、本業に専念できる時間を確保!

税理士変更後、クラウド会計(マネーフォワード クラウド会計)を導入し、記帳業務を税理士事務所へアウトソーシングできるようになりました。
この結果、これまで手作業で行っていた銀行データのエクスポート・インポート作業がなくなり、銀行データはクラウド会計へ自動連携されるようになり、日々の現金や領収書の記帳も税理士事務所に代行していただけるようになりました。そのため、私自身が行う記帳関連の作業は、販売管理データのエクスポートとインポートのみへと大幅に削減されました。
おかげで、記帳にかかっていた時間は月約15時間から約3時間へと短縮され、月12時間を本業に活用できるようになっています。
「まさか、こんなことができるとは!」と驚きでした。
新しい税理士に依頼したのは、半期が終わっている状態でしたので、ご迷惑だろうなという気持ちも強かったのですが、見事にどんどん数字が埋まっていき、驚きの連続でした。
以前のままであれば、「就業規則の案件をあと何本お断りすればいいんだ…」というレベルでしたが、あっという間に解決していただけました。
■試算表:毎月試算表が出せるようになり、試算表をもとに「人件費にいくら出せるか」「事務所の建設にいくら出せるか」判断できるように!

クラウド会計を導入したことで、現金以外の数字はリアルタイムで入るようになり、毎月試算表を出せるようになりました。仕訳でわからない部分があったとしても、税理士事務所の方が昨年のデータを参考に一旦仮の形で入力し、出していただけています。
試算表を毎月確認できるようになったことで、単月損益等の経営状況を正確に把握し、値上げや人件費に関する判断、事務所新築に向けた検討が可能となりました。
事業が成長するにつれて、弊社では社員の負担も増えてきました。仕事と子育てを両立しながら頑張っている社員も多く、負担を軽減するために求人を出そうと考えましたが、事務所には新たに机を置くスペースがなく、それが大きな悩みでした。
それも、新しい税理士に相談すると、「できますよ」と言っていただき、新しい事務所を建てることにしました。
自分の会社の体力を数字で見せていただいたことで、このような経営判断ができるようになりました。
■請求業務:効率化するシステムを一緒に検討してもらえるように!

請求業務は、私が今一番効率化したい業務なのですが、担当の方にお伝えしたところ、まずは複雑な請求の種類を理解しようと努めてくださっています。内容を入力するだけで請求書が自動で作成されるようなシステムの導入を検討してくださっており、現在、最適なものを探してくださっている状況です。
今はまだ期の途中ですので、期が変わったタイミングでスムーズに移行できるよう、導入準備を着々と進めています。
以前は、効率化検討まで手が回らない状態でしたので、助かっています。
■売上への影響:本業に費やせる時間が増え、売上昨年対比10%UP!

これは自分でもびっくりしている状況なんですけれども、本業に費やせる時間が増え、やるべきことが明確になった結果、売上を昨年対比10%増加できました。
例えば、これまで20年間、顧問料が同じだった会社に対し、値上げの交渉ができるようになったり、以前からお客様にご提案していた業務を実際に動かせるようになりました。
以前は、そもそも顧問料の値上げに関して考える時間も余裕もなく、やりたいことはあっても実働する時間がない状況でした。
そこから、自分の時間を確保できるようになったことで、特に営業に注力したわけではありませんが、気づいたら売上が順調に伸びておりました。
税理士変更に迷っている方へのメッセージ
経理業務は、自分で頑張れば何とかなるという思いがありました。会社が成長するにつれて会計業務の負担が増え、本業への支障を認識してはいたものの、日々の業務に忙殺され、現実と対峙することができていませんでした。
たまたま、船井総研さんに「この経理業務は私の仕事なのでしょうか?」とご相談する機会があり、税理士セレクションを紹介していただきました。最初は、「まずは話だけでも」という軽い気持ちでお時間をいただきましたが、弊社の現状や希望をしっかり聞いていただいた上で最適な税理士をご紹介くださいました。
「自分が何をどうして欲しかったのか」明確になり、それを実現してくれる税理士事務所をご紹介していただき、大変感謝しております。
お付き合いを深めていくごとに「船井総研さんに相談して良かった」という気持ちでいっぱいです。
税理士変更に二の足を踏んでいらっしゃる経営者の方々も、まずは一度船井総研にご相談いただくことで、展開が変わってくるのかなと感じております。