税理士変更を機に、どんぶり勘定から脱却!金融機関からの評価も上がり、5億の融資を獲得!

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公開日:2025.11.19更新日:2025.11.19
企業情報
- 会社名:株式会社 山商運輸
- 従業員:123名(グループ全体 令和7年6月1日現在)
- 年商:15億円
- 事業内容:運輸事業、倉庫業、不動産業、レンタカー業ほか
- エリア:岐阜県可児市
税理士変更のきっかけ
弊社は、1984年に父が岐阜県可児市で創業した運送会社です。2020年に私が事業を承継して以降、従来の運送・倉庫業に加え、社員の「やりたい」という想いを尊重し、不動産業やレンタカー業、ゴルフレッスン業、造園業など、幅広い事業を展開しています。
税理士変更のきっかけは、税務調査の際、顧問税理士が会社の味方になってくれなかったことでした。具体的には、経費のうち、本来少額であるコーヒー代が誤って300万円で計上されているという大きな会計ミスが発覚しました。さらに、税務署から別の誤りを指摘された際も、弊社の主張を擁護するどころか、むしろ税務署側の意見に同調する姿勢が見受けられ、不信感を抱きました。
また、先代からの名残で、会社の状況がどんぶり勘定となっている状況を脱したいという想いもありました。事業拡大や拠点の増加に伴い、税理士からの顧問料の請求額は増えたものの、試算表が中々提供されない状況は改善されませんでした。
加えて、会社を前向きに成長させようと取り組む中で、税理士からは不安を煽るような指摘はあっても、会社の成長に向けた提案は一切ありませんでした。
3年後、5年後の未来を考えた時、今の税理士と共に会社の成長戦略を描いていく明確なイメージを持つことができず、変更を決意しました。
税理士変更によるBefore/After
<Before>
以前の税理士は、試算表を半年に一度以下、こちらから頼まないと提出してもらえず、どんぶり勘定にならざるをえない状況でした。
会計入力は社内と税理士が別々のオンプレミス型ソフトで行い、勤怠管理はタイムカードとタコグラフをもとにExcelに手入力するアナログなやり方でした。
給与計算も事務担当者が手作業で行い、従業員には紙の明細を渡していました。 皆遅くまで残業をせざるを得ない状況でした。
<After>

税理士変更後は、クラウド会計を導入してもらい、会計入力は税理士事務所にアウトソーシング(記帳代行)をすることで、月次試算表が毎月40日以内に手元に届くようになりました。
どんぶり勘定から脱却し、会社の状況を正確に見える化できるようになりました。

クラウド会計やクラウド勤怠、給与システムの導入で、アナログ作業は撤廃され、事務担当者の残業も解消されました。
以前は、紙で直接手渡しする仕組みだったため、遠方支店の社員に「会社が明細を見せないようにごまかしているのではないか」と言われていたこともありましたが、直接会わなくても、支給日に時間指定で電子明細を送れるようになりました。
更に、金融機関に対して毎月試算表を開示できるようになり、隠し事のない透明性の高い情報共有で信頼を獲得することもできました。
経営への期待から、本社機能拠点建築費含む、約5億円の低金利融資をたった1年で獲得し、信用保証協会の新情報など、有利な資金調達の提案を最優先で受けられる関係性を構築できています。
また、税理士と同時に、グループ内の社労士も変更した所、ワンストップで相談できるようになりました。

相談すれば、その日の内に回答が返ってくるのでとても助かっています。誰か一人に相談すれば、全員に伝わっている点や、それぞれの専門分野の視点から適切なアドバイスをいただけるようになったこともありがたいです。
新しい社労士と労務管理体制の整備を進めつつ、給与制度の再設計も進めたことで、労働局からの指摘はなくなり、入社待ちが出るほど社内環境も改善できました。
税理士変更に迷っている方へのメッセージ
半年に一度しか試算表が出ず、相談しても中々進まない状況に不安を抱えていましたが、納得のいく税理士探しを丁寧に根気強くサポートいただき、実現できました。
変更には勇気が要りましたが、船井総合研究所様へ相談し、本当に変えて良かったと心から思います。
どんな些細な悩みでも、相談いただくと的確なアドバイスをいただけるので、勇気を持って一歩を踏み出すことを、強くお勧めいたします。







