私募債5,000万円発行で財務強化!成功企業が語る今すぐできる改善とは?!【融資拡大のための税理士変更】
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公開日:2023.03.28更新日:2023.04.14
私募債5,000万円発行で財務強化!成功企業が語る今すぐできる改善とは?!
財務改善前の課題を教えてください
長谷氏:最も大きかった課題は、顧問税理士から試算表の提出が遅かったことです。
顧問税理士と毎月の面談はなく、決算申告直前に税理士から必要資料を提出するよう言われていました。
銀行融資を強化するためには試算表の早期提出が不可欠なので、そこを改善しないとなと思っていました。
そこで試算表を早期化するために、自社でクラウド会計を導入しました。
しかし、会計事務所がクラウド会計を使えなかったので、数字はクラウド会計と税理士の会計ソフトの両方に入力していました。
2つのソフトに入力している数字が一致せず、苦労しましたね。
船井総研:数字が一致しない原因を見つけるという作業はとても大変な作業ですよね。税理士を変更するという選択肢はなかったのでしょうか?
長谷氏:実は2年前クラウド会計を導入した時から悩んでいました。
以前の税理士は地元の税理士で顧客でもあったので、心情的なもので踏みとどまっていましたね。しかし、その間にも出店計画が着々と進み、経営数字がすぐに見えない課題に直面し、税理士変更を決意しました。
財務強化のために何を実施したのですか?
長谷氏:実施したことは、クラウド会計導入に加えて、予実管理、決算対策ですね。
税理士変更後、新しい税理士は、正確な試算表を毎月提出してくれるので、予実管理がしやすくなり、その精度も上がりました。またキャッシュフローについても、毎月の面談で試算表を元にキャッシュフローの流れを一緒に見てくれるので、新店舗出店に向けてお金の動きが見えやすくなりましたね。
細かいことですが、キャッシュの動きをより正確に把握するために、1本化された長期借入れの科目に補助科目を追加してくれるなど工夫してくれています。元々「借入〇〇円」という1行表示だったのが、補助科目をつけることで何の借入なのかがわかり、助かっています。
キャッシュフロー改善のための私募債発行やコロナ融資の返済時期なども、相談するとすぐ明確な返答をしてくれるので、安心して相談していますね。
船井総研:決算はどのように変化しましたか?
長谷氏:銀行融資に有利な決算にするため、決算2ヵ月前からどのような決算着地にするのかを税理士とともに検討するようになりました。
数字が確定していない期間は、昨年の施行件数×平均単価で売上と利益の着地をシミュレーションし、キャッシュをどれくらい残すのか、節税対策として何をするのかを打合せしています。
これから財務改善をしようとされている方にメッセージをお願いします!
長谷氏:我々は税理士変更をして、毎月税務監査や打合せをしてもらえるようになりました。決算対策や銀行評価対策の提案もしてもらっています。
税理士を変えることに抵抗があり、以前の税理士になかなか言い出せませんでしたが、実際に契約終了を伝えると「そうですか」とあっさり終わり、今まで悶々と悩み、自社で解決しようとしていたあの時間を後悔しています。
新しい税理士に依頼し、企業の成長に合わせて必要なことをしてくれる、レベルの合った税理士に変えてよかったなと思っています。もし同じ境遇の方がいれば、付き合う税理士を変えるという選択肢も検討してみてください。