成長スピードを加速するには、税理士変更が肝になる
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公開日:2023.02.21更新日:2024.09.06
企業情報
・会社名:有限会社ながたに生花
・従業員数:20名
・年商:5億円
・事業内容:葬儀社
・エリア:奈良県
税理士変更のきっかけ
人口2.8万人の奈良県五條市にある地域密着型葬儀社「ながたに生花」。
創業した父の後を継ぎ、今は2代目の私が取り仕切っています。
2030年までに奈良県で専門葬儀社で一番を目指したいという目標があり、
今後は2030年までに15店舗の新規出店を進めていく経営計画を策定しました。
以前の税理士は創業当時からの付き合いでしたが、70代と高齢になっており、決算時以外連絡はありませんでした。また、クラウド会計が使えず、試算表も依頼しないと出てこなかったです。
また、当時は事業承継を控えていたため、事業承継の相談もできる税理士がよいと感じていました。
顧問税理士には創業から手伝ってもらっていたこともあり、心情的なもので踏みとどまっていましたが、出店計画を進めるにあたって試算表がない為「数字が見えない課題」に直面しました。
会社の成長のためには、今の税理士ではダメだと感じ、税理士変更を決意しました。
税理士変更によるBefore/After
◆Before
以前は、税理士に何かを相談をする関係ではありませんでした。
年に1回決算申告のサポートのみで、月次の打合せはありませんでした。
また、毎月の試算表提出はなく、銀行から試算表を求められて依頼しても、届くまでに2~3週間かかっていました。
新規出店計画を進めるにあたって、今後は「銀行融資」が必須です。
銀行に評価される決算書づくりやいつでも試算表を見られる環境づくりが必要でした。
そこで、リアルタイムにキャッシュフローを把握するため、自社でクラウド会計を導入しました。しかし、税理士がクラウド会計を使えなかったので、クラウド会計で入力してから会計事務所が使うソフトにCSVインポートしていました。それでも残高が合わないことがあり、困っていました。
また、以前の税理士はご高齢のためメールが難しく、連絡手段は基本的に電話でした。
繋がらないこともあり、対応に時間がかかっていました。
さらに、納税ぎりぎりに「資料提出してください」と連絡があり、不安を覚えました。
事前に決算前検討会を実施してくれて、節税提案をしてくれる事務所がよいと感じていました。
自分自身でも若くレスポンスが早い税理士を探してみましたが、限界がありました。
何かあった時にすぐやりとりできるよう、地元のエリアでないとダメだという先入観があり、なかなか良い税理士が見つかりませんでした。
◆After
新しくご紹介いただいた税理士は大阪の事務所の方でした。
以前の税理士に比べると距離はあるものの、
新しい税理士はLINEworks使って、困った時にはすぐに相談できるようになりました。
以前は1名体制のサポートでしたが4名体制で手厚くフォローしてもらえるようになり、安心感が強いです。
また、クラウド会計で随時経営数字を確認できるようになりました。
会計事務所に毎月試算表を作成してもらい、それをもとに毎月の打ち合わせで着地予測や目標の擦り合わせなど細かな相談ができるようになっています。
以前よりはるかに密なコミュニケーションを取れるようになりました。
コスト削減の具体的な提案をいただいたり、決算対策や金融機関対策を提案してもらえたりと成長のためのサポートを受けられるようになりました。
<決算対策・金融機関対策の一例>
・決算2ヶ月前から決算対策の打合せを開始
・昨年の施行件数×平均単価から売上・利益の着地をシミュレーション
・資金繰りについて相談(私募債発行・コロナ融資返済)
・取引先金融機関を増加する提案
・節税対策提案
また、こちらの税理士事務所は事業承継専門のチームがありました。
法人顧問チームと事業承継チームでサポートをしてくれています。
事業承継は、税理士側が提示してくださった細かなスケジュールややることリストを順番に進めていくだけでした。専門的な内容もかみ砕いて説明してくださり、わかりやすかったです。
フットワークの軽い担当者がきめ細やかなサポートをしてくださり、安心して進められました。
税理士変更に迷っている方へのメッセージ
出店計画や成長スピードを加速させていくには税理士変更というのは肝になると思います。
お世話になっている税理士だったので、2年間悩んで税理士変更に至りましたが、
税理士を変更すれば、必ず成長スピードが上がります。
迷わず船井総研にお話を聞いていただいて、変更をするのが私は理想だと思います。
担当者コメント
長谷専務にご相談いただいたのは2021年6月でした。お話しを伺うと、
・事業承継対策ができていない(株を持っていらっしゃる御祖母様はご高齢)
・クラウド会計を導入したが税理士さんとの間で活用できていない
・税理士さんから当たり前のサポート(毎月の試算表提出、決算前検討会等)を受けられていない
と大きく3つの課題がありました。
①事業承継の専門チームがある税理士事務所
②クラウド会計を活用できる税理士事務所
③当たり前の税務サポートをしてくれて、今後の企業成長で必要となる融資獲得に向けたサポートもしてくれる税理士事務所
という3つの条件を整理させていただき、該当する事務所をご紹介させていただきました。
①の事業承継については、所謂町の税理士事務所(税理士1名とスタッフ数名の規模)では、1回も対応したことがない、というケースがほとんどです。また事業承継対策は専門性が高いため、年間100件程の事業承継対策支援をしている事務所をご紹介させていただきました。
初めて専務からご相談いただいた6月から税理士事務所との2回の面談を経て、ご契約され事業承継対策を開始されたのが同年8月。
法人顧問契約をされたのが同年10月。
スピーディーなご決断・行動でした。
事業承継専門税理士がご家族との話し合いの間に入ることで、専務(息子様)から社長(お父様)には言いにくかったことも話し合うことができて、事業承継が一気に進みました。
税務顧問(法人の税務サポート)でも、毎月の試算表提出やクラウド会計の活用など、あたりまえのことをきちんとしてもらえるようになり、資金繰り対策のアドバイス等、+αの提案もしてもらえるようになりました。
成長企業様ほど税理士変更のご決断も早く、それにより良い効果を早くから得られています。
これから更なる成長をお考えの企業様は、早めのタイミングで税理士変更に向けた情報収集・相談等を進めていただくのが良いと思います。
(担当)船井総合研究所 坂田知加