IT導入補助金を活用して経理DXを実現!
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公開日:2024.06.03更新日:2024.06.24
企業情報
・会社名:土地家屋調査士法人ピース
・従業員数:9名
・年商:7,000万円
・事業内容:土地家屋調査
・エリア:愛知県
税理士変更のきっかけ
弊社は、2003年に愛知県東海市にて開業し、2011年に法人化をした現在21年目になる土地家屋調査法人です。
年商は2022年度で7,000万円となっており、現在は1億円を目指し順調に売上を伸ばしています。
当時の税理士とは20年ほどお付き合いをしており、基本的には決算処理をしていただくだけの関係性でした。
そのため特段毎月の試算表の提出は無く、経営面のアドバイスも頂けていない状態でした。
そんな中、経理業務で自身の業務が圧迫されてしまっていることが課題となっていたため経理DXの必要性を感じ、現在使用しているソフトと連携できるクラウド会計を導入したいと思い顧問税理士に相談をしました。
使いたいと考えていたクラウド会計は「使えない」と言われたため、「税理士変更を考えています」と伝えたら「そうですね」という回答で終わってしまった為、変更を決意しました。
そのような中、船井総研に税理士紹介専門コンサルタントがいると聞き、今後より成長していくための体制作りをサポートしてくれる税理士と出会いたいと考え、相談に至りました。
<Before>
以前の税理士は、開業前に勤めていた事務所でもお付き合いをしていた税理士でした。
毎月すぐに概算表は出してもらえていましたが、正式な試算表は出してもらえていない状態でした。
打ち合わせは毎月10分程度お話をするだけで、特に経営に対するアドバイスは無く、こちらもどう求めていけばいいのかがわからないままの関係でした。
過去の数字を振り返ることもなく、今後のアクションについても話すことは一切ないまま長い期間付き合ってきてしまい、これが普通なのであればしょうがない…と考えていました。今後の承継に関する話や、借入に関する相談、補助金・助成金の活用など能動的なアドバイスをしてほしい、トータルで導いてほしいと感じておりました。
変更を決意したきっかけとしては、自身で行っていた経理・労務業務を効率化したいと考え税理士に相談したところ、「ウチでは対応できない、もしその方針で体制作りをするのであれば顧問契約をやめるしかない」と冷たく言われてしまったことでした。
<After>
船井総研の紹介で、経理のクラウド化を得意としている、愛知県名古屋市の税理士事務所に変更しました。
税理士変更を機に、主に下記2つの対応をしていただけました。
①経理DXの推進
②株式会社の設立
まず、試算表を早期作成するために、クラウド会計の導入をしていただきました。
①クラウド会計・給与を導入、スプレッドシートの活用も行い効率的に!
自身の業務を圧迫してしまっていた経理業務を手放すために、まずはクラウド会計の導入を行っていただきました。クラウド会計導入にあたって、IT導入補助金の活用ができるという案内も受け、活用したい意思をお伝えした後はすべての申請を行っていただきました。
アカウント作成後の初期設定に関しても税理士事務所側で実施していただけたので、私の方でやったことは、前の税理士から資料を取り寄せて新しい税理士事務所にお送りしただけです。大きな手間はかかりませんでした。
クラウド会計の導入についてもスピード感を持って対応していただけたため、税理士変更初月からクラウド会計を使用できるようになりました。
そこから、記帳の手間がなくなりました。
税理士変更前は、自身で必要な書類を集め、手入力をしている状況でした。
その作業が、インターネットバンキングとクラウド会計を連携してもらったことや、クレジットカードの連携もしてもらったおかげで手入力の必要が無くなり、税理士が直接確認できるようになりました。
給与計算についても、今までは自身がExcelを使い給与計算や保険料計算をしていたところを、ククラウド給与を導入してもらいました。
導入していたクラウド勤怠管理ツールとも連携できるので、ワンクリックで勤怠データも飛ばせて、税金の計算も自動でしてくれるので、間違いがないかチェックをするだけでよくなりました。給与明細も以前は印刷してハサミで切って封筒に入れて…としていましたが、今はメールで送れるようになりました。
小口現金の管理についても、今までは領収書を社員から渡してもらい、自身で会計ソフトに入力する体制でしたが、専用のスプレッドシートを税理士に用意してもらい、そこに社員が直接入力する形をとるようにしました。
今まで入力していた時間が削減され、入力内容の確認だけで済むようになりました。
②株式会社設立をしたいという要望に、素早く対応していただけた!
長年構想を持ってきたグループ会社設立について税理士に相談できるようになり、すぐに「やりましょう!」という返答を頂けました。
元々用意していた定款を税理士に渡したところ、1ヶ月で設立が完了しました。
以前お付き合いをしていた税理士であれば、アドバイスも無く「司法書士に頼めばいいのでは?」という返答で終わっていたと思われますが、自社という同じ船に乗ってくれている、伴走してくれていると感じることのできるスピード感のある対応をしていただけました。
税理士変更に迷っている方へのメッセージ
税理士の変更前は、「本当にこの税理士で良いのか」「どんな税理士が良いのか、悪いのか」もわからない状況でした。
今は思い切って税理士を変えてみて、自分の事業がより明確に見えてきて、自分が思い描いていた方向へ進んでいくことができているという実感が強くあります。
税理士とタッグを組んで進んでいかないと、事業の成長は無いと思っています。
今回私はたまたま相談する機会があり、このような良い変更をすることができました。
船井総研のコンサルタントは自社と同じ方向を向いて、自社にマッチする税理士を提案してくれます。
今の税理士しか知らない場合や、違和感を覚えている場合は、ぜひ良いパートナーに出会うためにも船井総研さんに相談していただくとよいと思います。